経営施策に対する発言力の向上
1. 経営対策活動
(1)経営施策の点検活動
当面の経営課題に対する施策内容や実行状況について確認を行い、職場の状況や組合員の声を伝え、実効あるものとなるよう建議していきます。中央経営協議会や事業所生産委員会などの各種協議においては、会社の経営計画や重点施策について説明を受け、会社の中長期的な発展に寄与するか、計画どおりに施策が実行されているか、理解・浸透がはかられているかを確認していきます。また、機関紙の活用や支部委員会報告などを通じて、会社の状況について広く組合員に伝えていきます。
(2)職場運営に対する提言活動
職場との懇談会や意見集約を通じて取りまとめた組合員の意見や職場の実情にもとづき、より良い職場運営に向けた提言活動に努めます。
(3)「WIN-WIN最適循環運動」の取り組み
上部団体である三菱自動車ふそう労連が行うWIN-WIN最適循環運動の取り組みについて、三菱自工労組としても積極的に参画します。
2. 生産対策活動
各職場における操業計画や人員配置、働き方などの把握に努め、最適な生産活動をめざし会社に対して建議・フォローします。また、各製作所の直近の状況を踏まえた仕事量の確保と、将来を見据えた競争力強化および安定した操業を実現できる生産体制をめざし会社へ建議します。
3. 各種派遣者フォロー活動
三現主義にもとづいた各種派遣者(国内外休職派遣者、応援派遣者など)のフォローを行うとともに、機関紙などを通じて情報が伝わるよう努めます。また、三菱自動車のグローバル化にともない、海外連絡員などを通じて海外拠点・重要市場における積極的な情報収集や現地実態調査を行い、グローバルな領域においても経営のカウンターパートとしての役割を果たしていきます。
4. 人材育成に関するフォロー活動
会社の持続的成長に向け、人材育成とものづくり技術・ノウハウの伝承に向けた会社取り組み状況についてフォロー・建議します。また、今後のあるべき教育体系について会社と論議していきます。